今年もやってきました。だだちゃ豆の季節。
だだちゃ豆は品種改良が一切されていない山形の在来野菜に認定されている枝豆。
栽培農家さんが代々おいしいと思う種を選抜して残し、門外不出で保存されてきました。
そのため農家さんの屋号や地区名がついた品種が多く、正確には何種類あるのか
不明です。
ですが、鶴岡市地域で栽培されたこのように代々受け継がれた枝豆をだだちゃ豆と認定されます。
なぜか、種をほかの地域に持って行ってもこの風味や味わいが出てこないのが不思議。
水はけのよい土地で雨が少なく、昼夜の気温差が大きいのが香り、味わいの秘密です。
一番おいしいのが白山という品種でお盆頃に登場します。
畑の前に行くだけでもうだだちゃ豆のよい香りが漂います。
今年は特に雨が少なく晴れの日が多い天気なので、身の入りが良い作柄です。
当店の契約農家さんは葉を大きくして光合成をたくさんするように栽培されています。
また、種の種類も多くもっていらっしゃるので、毎日収穫する品種が異なり、
その日の天気も影響して毎日香りと味が異なるのが楽しみの一つ。
当店のお客様でも、だだちゃ豆を3回、4回と複数回購入される方がいらっしゃるのも
この味の違いをたのしんでいらっしゃいます。
ぜひ、まだまだシーズン最盛期のだだちゃ豆を味わってみませんか??